月末の金曜日に早期退社をして少し豊かな週末を楽しむことを奨励するプレミアムフライデー。導入から4回目を迎える5月26日、各地ではさまざまな関連イベントが行われた。
東京・丸の内周辺では「ブルームバーグ・スクエア・マイル・リレー東京」(主催=スクエア・マイル・リレー東京実行委員会、プレミアムパートナー=プレミアムフライデー推進協議会)が開催され、開会式に経団連の石塚邦雄副会長・生活サービス委員長が出席した。
同イベントは企業間・社員間の交流を目的とし、平日のオフィス街を企業単位のチームで走るというもの。2007年にロンドンで始まり、今年は世界10都市で開催される。
日本での初開催となった今回の東京大会は、プレミアムフライデー推進協議会とスポーツ庁が連携し、「スポーツを楽しもう」をテーマにした「プレミアム“スポーツ”フライデー」の目玉として企画され、周辺の金融機関を中心に55チームが出場。1チーム10人編成で、各ランナーが1マイル(約1.6キロメートル)、チーム合計で10マイル(約16キロメートル)をリレー形式で走る。参加費を活用したチャリティー活動でもあり、企業の社会貢献活動としても位置づけられる。
石塚副会長は、レース前のオープニングイベントに鈴木大地スポーツ庁長官とともに登壇。参加者へ応援メッセージを送ったほか、プレミアムフライデーを継続することで日本全国にその楽しさを広げていきたいとの思いを語った。
競技がスタートすると、チームごとに揃いのTシャツを着るなどしたランナーたちが、沿道の観客の声援を受けながらコースを走った。リレー終了後には表彰式が実施された。また、DJの音楽とともに食事やドリンクが振る舞われたアフターパーティーでは、企業の枠を超えた交流が諸所でみられ、プレミアムフライデーを盛り上げた。
【産業政策本部】