【働き方改革 toward Society 5.0】
経団連では、2019年度もデジタルトランスフォーメーションに対応した
“人”が中心の経済社会(Society 5.0)を実現するため、意識と実態の変革を
促す働き方改革の推進に向けた活動を展開してまいります。
1.「働き方改革アクションプラン」の水平展開
- 会員企業において、(1)長時間労働の是正、(2)年次有給休暇の取得促進、(3)柔軟な働き方の促進に関する自主行動計画(KPI(注:数値目標)と行動計画)を策定し、経団連ホームページで公表
- セミナー等による好事例の水平展開
- 掲載企業のさらなる追加に向けて継続的に働きかけ
2.長時間労働につながる商慣行の是正
- 一企業だけでは解決が困難な長時間労働につながりやすい商慣行を見直すため、日本商工会議所、経済同友会、全国中小企業団体中央会、地方・業種別団体と連携し、「長時間労働につながる商慣行の是正に向けた共同宣言」を公表
共同宣言の項目別の改善事例を示し周知を図る - 賛同団体において、一企業では解決が困難な長時間労働につながる商慣行の是正に向けた取り組みを推進
- 行政機関への慣行見直し要請・機運醸成
- 経団連と地方・業種団体会員企業において継続的定量的に調査実施
3.「Society 5.0時代の人事労務管理」の検討
- 労働基準棒、同一労働同一賃金慣例法改正の各社対応を労働時間等検討WGなどにおいて確認。法改正への対応、無期転換ルールへの対応状況等を確認し、情報共有を図る。
- 生産性向上、働きがいにつながる各社取組を収集し、好事例を紹介
- テレワークや、RPA・AI利用による生産性・働きがいの向上
- HRテックの活用と留意点
- 高年齢労働者の安全衛生の課題と対策
- デジタル機材を用いた安全衛生対策
4.周知活動の開催
〈年休取得促進キャンペーン〉
- 従業員のワーク・ライフ・バランスの確保、観光振興、消費喚起に効果が期待される年次有給休暇の取得促進を図るため、「早めの計画、職場の理解、しっかり休暇-有休 My Plan 7!5!3!-」を展開
- 年休取得率70%以上を目指す
- 年休取得率各人最低50%を目指す
(※ 昨年は「年5日取得」だったが法改正に伴い50%へ変更) - 土日・祝日に年休をプラスして3日以上の連休をつくる
〈セミナー〉
- 働き方改革 地方セミナー in 宮城
- 同一労働同一賃金セミナー
- Society 5.0時代の人事労務管理セミナー
- パワハラ防止対策セミナー