(仮訳/正文英文)
2019年7月29日
第22回日本ブラジル経済合同委員会は、2019年7月29日・30日にサンパウロで開催された。日本側は、飯島彰己日本ブラジル経済委員会委員長を団長に、約130名のビジネス・リーダーが参加し、ブラジル側は、エドゥアルド・バルトロメオ ブラジル日本経済委員会委員長を団長に、約300名のビジネス・リーダーが参加した。
双方は、日伯両国は経済・産業協力をさらに拡大する大きなポテンシャルを有するとの点で意見が一致した。新たな法的枠組みの確立を伴う物品・サービス貿易の自由化やルール整備は、こうした両国経済関係のポテンシャルを開花させるとともに、日本とブラジル、ひいては日・メルコスール間のより互恵的な経済関係を構築し、両地域の繁栄に貢献するものである。
かかる目標を達成するため、日伯の経済界は、質の高い包括的な日メルコスールEPAが極めて重要であることを確認した。
双方は、日メルコスールEPAに関する早期の共同研究会の設立もしくは交渉の開始に向けた政治の強力なリーダーシップの発揮とコミットメントを期待する。また、日伯経済界はEPA実現に向けて引き続き官民で対話を行っていく。
経団連日本ブラジル経済委員会委員長 飯島 彰己 |
ブラジル日本委員会委員長 エドゥアルド・バルトロメオ |