2016年11月28日
経団連自然保護協議会
経団連自然保護協議会
経団連自然保護協議会及び経団連自然保護基金の創設25周年を記念し、愛知目標やSDGs目標の達成に貢献するため、標記事業を下記により実施する。
記
1.目的
創設25周年を記念し、持続的社会の実現に向けて、国際的な重要課題である「愛知目標」および「SDGs」の達成に効果的な「人材育成」や「有益な情報の共有促進」の活動を重点的に支援し、生物多様性の主流化を促進することで、より実効性のある貢献策を提供する。
2.概要
(1) 実施形態
毎年度、経団連自然保護基金が行っている通常の助成事業とは別枠で、2017年度から2019年度までの3年間を対象活動期間とする特別基金助成事業を公募により行う。(2) 助成規模
3年間で総額約1億5千万円(USドルで約150万ドル)程度。
※ただし、単年度の配分上限を総額の6割以下とする。
当該事業のインパクトを重視し、基本的に、1プロジェクトを選定。(3) 募集テーマ
「アジア・太平洋地域における生物多様性保全に資する人材育成
-連携・協働による生物多様性主流化促進のための教育・啓発・交流-」(4) 応募資格
複数組織による連携・協働グループとし、グループの代表組織は、通常の経団連自然保護基金助成事業の応募要件を満たす組織・団体とする。
代表組織は、本プロジェクトに関して責任をもって総合調整や管理の役割を担い、あらかじめ応募段階において、各連携・協働組織の役割を明確化する。
※ プロジェクトに含まれる具体的な活動の例
(複数の活動が組み合わされるイメージ)
- (教育・啓発活動等を行う個人・団体・組織向けの)授業・講座等の実施
- ネット技術を用いたe-ラーニング
- 紙媒体や電子媒体による教材の作成・配布
- 教育的動画のYouTubeへのアップ
- 現場見学ツアーや植樹作業体験などのワークショップの実施
- 国際フォーラム・シンポジウム・交流会等の開催
- インターネットの専用サイトの構築と情報発信等
(有益な取組み事例の紹介、支援活動に関するマッチングサイトの開設等) - その他
※助成グループの代表組織は、各年度において中間・最終報告書を提出
3.スケジュール
- (1) 11月28日
- 国内外プレスへニュースリリース
- (2) 12月5日
- 生物多様性条約第13回締約国会議(COP13)のサイドイベントにおいて、二宮会長から説明
- (3) 2017年1月上旬から2月末
- 公募
- (4) 3月上旬
- 基金運営委員会による第一次選考
- (5) 5月上旬
- 基金運営委員会による二次選考
- (6) 5月23日
- 協議会総会・25周年記念イベントで、助成プロジェクトの発表
以上
- 〔参考資料〕
- 経団連自然保護協議会の概要