月末の金曜日に、少し豊かな時間を過ごすことを推奨するプレミアムフライデー。導入から8回目を迎えた9月29日、神奈川県川崎市の商業施設で「プレミアムフライデー収穫祭“おとう飯(はん)”マルシェ」が開催された。
同イベントは、プレミアムフライデー推進協議会が食欲の秋にちなんで9月のテーマとして掲げる「収穫祭」と、内閣府男女共同参画局が展開する「“おとう飯”始めよう」キャンペーンの共同企画として実現したもの。「“おとう飯”始めよう」キャンペーンとは、男性の家事参加の第一歩として手間をかけずにつくれる料理づくりを推進する取り組み。
経団連からは、石塚邦雄副会長がプレミアムフライデー推進協議会を代表して参加。主催者あいさつで「プレミアムフライデーは、男性も家で夕食を家族に振る舞うよい機会になる」と今回のイベントの趣旨を説明するとともに、「プレミアムフライデーの世間の認知度は非常に高い」と浸透への手応えを語った。また、今後のプレミアムフライデーの取り組みとして、10月の「プレミアムフライデー・ハロウィン」、11月の「プレミアム“カラダ”フライデー」および経団連が11月24日のプレミアムフライデーにあわせて東京・丸の内と日本橋で開催する震災復興イベント「東北プレミアムマルシェ」を紹介した。
その後、簡単でおいしい“おとう飯”のレシピの紹介や試食が行われ、“おとう飯大使”であるお笑いコンビ・イシバシハザマの石橋尊久さんが、プレミアムフライデー仕様のおとう飯である「“プレミアム”おとう飯」の調理を実演。会場を訪れた人々に振る舞った。
【産業政策本部】