経団連は7月28日、オリンピック・パラリンピック等経済界協議会(会長=豊田章男経団連オリンピック・パラリンピック等推進委員長)との共催で、「PREMIUM BOCCIA FRIDAY~企業対抗ボッチャ大会」を東京・大手町で開催した。各チームの応援に駆けつけた社員たちに加えて、近隣で働く企業人らが多く観戦に訪れたほか、遠藤利明東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会会長代行、山脇康日本財団パラリンピックサポートセンター会長、ボッチャ選手の杉村英孝氏(リオデジャネイロ・パラリンピック銀メダリスト)、河合純一日本パラリンピアンズ協会会長なども来場した。
ボッチャは、ジャックボールと呼ばれる白い目標球に、赤・青それぞれ6つのボールをいかに近づけるかを競うパラスポーツで、2016年のリオデジャネイロ・パラリンピックで日本代表チーム「火ノ玉ジャパン」が銀メダルを獲得したことでも注目を集めた。障がいのあるなしにかかわらず、だれもが楽しめる一方で、作戦の立て方次第で結果が大きく変わる奥深さがあり、企業人の間でも人気は高まっている。
大会には37社がエントリー、事前の予選会を勝ち上がった16社が同日の最終予選、本戦トーナメントに出場した。白熱した好試合が続くなか、社内に「ボッチャ部」を持つ凸版印刷が優勝を飾った。
各企業とも自社チームを熱心に応援することで社員同士の一体感を深め、終了後には連れ立って食事に出かける姿も目立つなど、この日で6回目となるプレミアムフライデーの新しいかたちを提案するイベントとなった。
【政治・社会本部】