経団連は１２月２６日、２０１３年年末賞与・一時金（ボーナス）の大手企業業種別妥結結果（加重平均）の最終集計を発表した。

調査対象（２１業種・大手２４０社）のうち、１９業種１９５社（８１．３％）で妥結しており、このうち、平均額がわかっている１８業種１５９社の平均妥結額は８０万６００７円で、前年の最終集計結果（７７万８９９６円）と比較して、額で２万７０１１円増、率で３．４７％増となり、最終集計として２年ぶりのプラスとなった。

妥結額の分布をみると、「７０～７５万円未満」（１６．３％）が最も多く、その前後の「６５～７０万円未満」と「７５～８０万円未満」（各１３．８％）をあわせた合計（６５～８０万円未満）は４割超（４３．９％）に上っている。

増減率の分布は、前年とほぼ同水準である「０．０～２．０％未満」（２４．３％）と「２．０～０．０％未満」（１３．５％）が多い一方、「１０．０％以上」（１１．７％）や「１０．０％未満」（７．２％）も１割程度あるなど、各企業の業績を反映した結果となった。

【労働政策本部】