未来志向の社会保障制度改革の必要性
昭和33年(1958年)に制定された国民健康保険法に基づく国民皆保険が実施されて65年以上が経過した。この間に国民の平均寿命は延び、死亡要因となる疾患は大きく変わった。しかし、国民健康保険法は抜本的な改革が行われず、21世紀に入ると制度疲労が目立ち始める。
昭和33年(1958年)に制定された国民健康保険法に基づく国民皆保険が実施されて65年以上が経過した。この間に国民の平均寿命は延び、死亡要因となる疾患は大きく変わった。しかし、国民健康保険法は抜本的な改革が行われず、21世紀に入ると制度疲労が目立ち始める。
GREEN×EXPO 2027は、「新しいグリーン万博」という構想のもと、自然・人・社会が「共に持続するための最適解」を日本・横浜から発信していくことを目指している。ここ数年来、カーボンニュートラルやネイチャーポジティブをめぐる国連などの国際的な枠組みにおける議論が収束し、国レベルでの基本方針や国家戦略から、多様な主体が連携し、より身近で具体的な施策・アクションに取り組むフェーズに進みつつある。そこでは、企業・経済界が一層、積極的に協力・参画することが求められる。
【特別寄稿】
2027年国際園芸博覧会(GREEN×EXPO 2027)への期待
菅 義偉(前内閣総理大臣・衆議院議員)
GREEN×EXPO 2027が目指すもの
十倉 雅和(2027年国際園芸博覧会協会会長)
グリーンインフラで創る国際園芸博覧会
斉藤 鉄夫(国土交通大臣(国際園芸博覧会担当))
食や農に視野を広げた国際園芸博覧会の成功に向けて
坂本 哲志(農林水産大臣)
大阪・関西万博と国際園芸博覧会の連携
―万博からつながる園芸博覧会への期待
齋藤 健(経済産業大臣)
横浜の特性・地勢を活かしたEXPOへ
―地元経済界の期待
上野 孝(神奈川県商工会議所連合会会頭/横浜商工会議所会頭)
いのち輝く「Vibrant INOCHI」を世界へ!
黒岩 祐治(神奈川県知事)
Nature-based Solutionsの実現に向けた企業の貢献と未来像
吉高 まり(三菱UFJリサーチ&コンサルティングフェロー(サステナビリティ)/
2027年国際園芸博覧会協会理事)
国際園芸博覧会への参画の意義
宮永 俊一(2027年国際園芸博覧会協会理事・財務委員長/三菱重工業会長)
経団連生物多様性宣言・行動指針の改定とご賛同のお願い
西澤 敬二(経団連自然保護協議会会長・審議員会副議長/損害保険ジャパン会長)
植物から得られる「いのち」のエネルギー
稲垣 吾郎(俳優・歌手)
公益活動を支える
民間公益活動の活性化に向けた公益制度改革の推進
北川 修(内閣府大臣官房公益法人行政担当室長)
企業とソーシャルセクターの連携で実現する「誰ひとり取り残さない持続可能な社会」
―企業への期待、持てる力を社会課題解決へ
二宮 雅也(日本民間公益活動連携機構(JANPIA)理事長)
助けたい。その想いが集う場所
―ジャパン・プラットフォームの活動
上島 安裕(ジャパン・プラットフォーム共同代表理事)
【報告】
日本メルコスールEPAの早期実現を目指すシンポジウムを開催
安永 竜夫(経団連副会長、日本ブラジル経済委員長/三井物産会長)
加瀬 豊(経団連中南米地域委員長/双日特別顧問)
【報告】
金融・資本市場関係者との建設的対話の深化に向けて
―シンガポールにハイレベルミッションを派遣
日比野 隆司(経団連金融・資本市場委員長/大和証券グループ本社会長)
【報告】
COP28における経団連の活動
(経団連環境エネルギー本部)
読書のみちしるべ
理想のリーダーを演じる
大久保 哲夫(経団連都市・住宅政策委員長/三井住友トラスト・ホールディングス会長)
Essay「時の調べ」
生きものハイウェイ
佐々木 洋(自然解説者)