1900年に創業した凸版印刷をルーツとする当社は、凸版印刷が経営体制を変更し、2023年10月にTOPPANホールディングスとなったことを機に、旧凸版印刷の主要事業を継承する事業会社としてスタートした。当社の事業分野は現在「情報コミュニケーション」「生活・産業」「エレクトロニクス」の3分野となっており、創業以来123年の歴史の中で培ってきた強みである「印刷テクノロジー」をベースに、各事業を発展・多角化させている。

「情報コミュニケーション」事業分野では、マーケティング、クリエイティブ、セキュリティなど多彩な知見を組み合わせたトータルソリューションによる「生活体験のデザイン」で、新しい情報コミュニケーションを構築する事業を展開している。また、「生活・産業」事業分野では、「パッケージ」「建装材」分野において長年培ってきたテクノロジーを活用し、国内のみならずグローバル市場でサステナビリティに寄与する事業を、さらに「エレクトロニクス」事業分野では、「ディスプレイ関連」「半導体関連」の部材供給にとどまらず、変化の激しいIT社会を支える事業を展開している。多様な課題への対応が求められる現代において、3事業分野のコラボレーションによるトータルソリューションを提供することでグループ全体でのシナジー創出を牽引し、社会的価値と企業価値の創出にスピードをもって取り組んでいく。