Policy & Action
1976年4月に私が経団連に入局した頃、事務局は「団体屋」と呼ばれ、諸先輩は様々な分野における政策のプロとして、官僚と丁々発止の議論をしていた。皆、強い個性の持ち主で、特にこれといった新人教育もなく、仕事は自分の背中を見て覚えろといった調子であった。
1976年4月に私が経団連に入局した頃、事務局は「団体屋」と呼ばれ、諸先輩は様々な分野における政策のプロとして、官僚と丁々発止の議論をしていた。皆、強い個性の持ち主で、特にこれといった新人教育もなく、仕事は自分の背中を見て覚えろといった調子であった。
コロナ禍は資本主義の行き詰まりを顕在化させ、サステイナブルな資本主義への転換を迫っている。この転換を実現していくためのカギは、多様な価値の包摂と協創、即ちダイバーシティ&インクルージョン(D&I)にある。
このような課題認識のもと、経団連では、ポストコロナを見据えた「。新成長戦略」において、D&Iを加速するためのメルクマールとして「2030年までに女性役員比率30%以上を目指す」との目標を掲げ、女性のエンパワーメントに経済界として本気で取り組むとの姿勢を明らかにした。
教えて、キティちゃん!!
柄澤 康喜(経団連ダイバーシティ推進委員長/
MS&ADインシュアランスグループホールディングス会長)
ジェンダー格差の実質的な解消と新しい常識づくり
―国連事務局の実践的な取り組み
根本 かおる(国連広報センター所長)
ESG投資とダイバーシティ
村上 由美子(MPower Partnersファウンダー)
D&Iの実現とその先に向けた学びを
―筑波大学インクルーシブ・リーダーズ・カレッジの取り組み
河野 禎之(筑波大学人間系障害科学域兼
ダイバーシティ・アクセシビリティ・キャリアセンター助教)
DE&I、クリエイティビティそしてイノベーション
本橋 彩(博報堂/UNIVERSITY of CREATIVITYプロデューサー)
キリングループにおける女性社員のキャリア形成支援について
濱 利仁(キリンホールディングス執行役員人事総務部長)
「多様な社員全員が成長し、活躍する会社」の実現に向けて
―意思決定層の多様化
本島 なおみ(MS&ADインシュアランスグループホールディングス
執行役員(ダイバーシティ&インクルージョン担当))
女性活躍推進は、全ての「個」の多様性を活かす第一歩
宮下 尚(日本ユニシス執行役員人事部担当)
女性の妊娠・出産を見据えたソーシャルイノベーション
杉山 力一(杉山産婦人科理事長)
【地域協創アクションプログラム・事例集】
地方創生の新たなステージへ
―多様なパートナーとの価値協創を通じた地方創生の実現に向けて
https://www.keidanren.or.jp/policy/2021/105.html
古賀 信行(経団連審議員会議長、地域経済活性化委員長/野村ホールディングス特別顧問)
小林 哲也(経団連地域経済活性化委員長/近鉄グループホールディングス会長)
月岡 隆(経団連地域経済活性化委員長/出光興産特別顧問)
「Techno-Ocean 2021」を開催
―海洋分野における産学官連携の強化に向けて
山内 隆司(経団連海洋開発推進委員長/大成建設会長)
あの時、あの言葉
1999年 社員旅行
小関 秀一(デサント社長)
Essay「時の調べ」
あわいの時代
安田 登(能楽師)