2016年9月5日
ジャパンコンテンツ総合会議
ジャパンコンテンツ総合会議
わが国のコンテンツが有する潜在的魅力は高く、グローバル市場において、その競争力をさらに発揮していくことが期待されている。一方で、コンテンツの活用により製品・サービスの魅力向上につなげ、双方の相乗効果をもたらす事例も多くみられる。
魅力あるコンテンツの戦略的な海外展開は、コンテンツ産業の強化のみならず、クールジャパンの推進による国家ブランドの強化等につながる。インバウンド需要の創出、地方創生の推進、2020年オリンピック・パラリンピック東京大会に向けた日本のPR強化等の観点からも、官民が連携してその取り組みを一層促進することが重要である。
経済界としては、政府による支援制度を最大限に活用し、コンテンツのローカライズや国際見本市への出展、地域経済活性化に資する放送コンテンツ等の海外展開、新興市場の開拓に向けた拠点づくりや新たなビジネスモデルの創出に取り組むとともに、発信力の強化と競争力向上につなげていく。
政府には、海外需要開拓の支援・促進に向けた官民ファンドの効果的活用と、平成24年度補正予算から継続的な支援を行っているコンテンツの海外展開を車の両輪として、これまでの成果を今後さらに発展強化していくため、引き続きの強力な支援を要望する。
以上