3月31日に東京・上野の東京国立博物館で開催された第2回プレミアムフライデーPRイベントに、経団連から石塚邦雄副会長・生活サービス委員長が登壇した。
同イベントはお花見シーズン中のプレミアムフライデーであることにちなんで、花見と夜に文化を楽しむプロジェクト「フライデー・ナイト・ミュージアム@上野」とのコラボレーション企画として行われたもの。このなかで石塚副会長は主催者であるプレミアムフライデー推進協議会を代表しあいさつ。
あいさつのなかで、2月の初回実施状況を把握する目的で協議会事務局が実施したアンケート調査の結果に言及し、実際に早帰りした人は17%にとどまったものの、9割近くがプレミアムフライデーを満喫したと回答したことや、プレミアムフライデーにあわせて働き方改革に取り組んだ企業の約8割からポジティブな評価が得られたことを紹介。また、全国各地・幅広い業種から寄せられたロゴマークの使用申請件数が3月末で6000社・団体を超えたことなども踏まえ、プレミアムフライデーの今後の広がりに対する期待感は非常に大きいとの認識を示した。
そのうえで、今後は各社ができるところから地道に取り組むことで、取り組みの輪を広げていくことが重要だとして、企業にさらなる協力を呼びかけた。
続いて行われたトークイベントには、ゲストとして歌舞伎役者の市川海老蔵さんが登壇。同氏は、プレミアムフライデーは今後の日本のためになる取り組みであると賛同の意を示し、一層の普及・定着への強い期待を表明した。
【産業政策本部】