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月刊 経団連  新会員紹介 株式会社pluszero

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資本金 2500万円
設立 2018年7月
従業員数 129人(2024年4月30日現在)
本社所在地 〒155-0031 東京都世田谷区北沢2-6-10 仙田ビル4階
事業内容 AI・自然言語処理・ソフトウエア・ハードウエア等の各種テクノロジーを統合的に活用したソリューション提供・開発・保守・運用および販売、ならびに受託およびそれらに付帯するコンサルティング業務
URL https://plus-zero.co.jp/

当社は2018年7月に東京大学出身の博士2人が起業した企業である。大きく二つの取り組みをしており、一つが人工知能(AI)、ITの数理的技術を活用し、顧客固有の課題に対応する仕組みの開発(いわゆる受託開発)、もう一つが創業時から取り組んできた自然言語処理関係の研究開発である。

一つ目の受託開発について、当社の強みは高い技術力にある。当社には東京大学出身の優秀なエンジニアが3割を超え、AI、ITの領域において、他社では実現できないと言われたことや行き詰まっていることをご相談いただき、解決してきた。当社は顧客にとっての「最後のとりで」でありたいと考えている。

二つ目の研究開発については、すでに実現しているAIと極めて実現が難しいとされている汎用人工知能「Artificial General Intelligence(AGI)」の間の概念として「Artificial Elastic Intelligence(AEI)」を定義し、開発に取り組んでいる。AEIはディープラーニングにおける信頼性の問題を克服するものであり、①コールセンターでオペレーターの役割を担うAIオペレーターの開発、②人間とAIの協働プラットフォームとして、依頼されたタスクを人とAIが分担して対応するAEIデスクの開発、③製造業などにおける設計やそのチェック機能の自動化の仕組み開発という3テーマに取り組んでいる。

次世代AIを普及させ、日本の国力向上に貢献する


小代 義行
pluszero 会長

当社は、「右脳的な機械学習のAI」と「左脳的なルールベースのAI」を組み合せた「二重過程モデル(第4世代AI)」を適用したバランスの良いAIを開発中です。
生成AIなどの「右脳的なAI」だけでは難しい「高い信頼性が要求される領域」に対し、特許を取得したうえで「AEI」と銘打ち、信頼性の高いサービスを展開しています。例えば、コールセンターやITの運用保守、製造業の設計において、先行して産業界で適用しています。
日本の国力向上に寄与できるAEIの将来展開を、経団連での活動を通して、皆さまとさらに加速させたいと考えております。どうぞよろしくお願いいたします。

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