日本のソフト・パワー
トランプ前米国大統領の再選可能性が現実味を帯び、生成AIで作られた偽情報が飛び交い、戦争・紛争は終わりが見えない。分断と混迷を深める世界の中で、食料、エネルギー・資源、軍事のいずれにおいても自立できない日本は、どのような存在として世界に必要とされる国となれるのだろうか。
トランプ前米国大統領の再選可能性が現実味を帯び、生成AIで作られた偽情報が飛び交い、戦争・紛争は終わりが見えない。分断と混迷を深める世界の中で、食料、エネルギー・資源、軍事のいずれにおいても自立できない日本は、どのような存在として世界に必要とされる国となれるのだろうか。
OECDは、国際経済の広範な課題を取り扱うフォーラムとして、自由で開かれた国際秩序の形成に大きな役割を果たしてきた。しかし近年、米中両国の対立やロシアのウクライナ侵略などによる地政学的な緊張により世界は分断の危機に直面している。また先進国の世界経済に占める割合が低下しグローバルサウスが台頭する中、グローバルガバナンスのあり方が問われている。
OECD閣僚理事会の議長国を務めて
―客観的で透明性の高い開かれた議論を可能とするOECD
上川 陽子(外務大臣)
インドネシアのOECD加盟
―先進国入りに向けた包摂的かつ戦略的な道程
アルシャド・ラシッド(インドネシア商工会議所(KADIN)会頭)
2024年OECD閣僚理事会でのBIAC(Business at OECD)の優先課題と関与
チャールズ・リック・ジョンストン(BIAC会長)
BEPS事例から見るOECD非加盟国・地域との連携が実現した要因
岡田 至康(BIAC税制・財政委員会副委員長、PwC税理士法人顧問・税理士)
新・OECD多国籍企業行動指針(RBCに関する行動指針)
―その実践により「責任ある企業行動」の促進、実現へ
佐久間 総一郎(経団連OECD諮問委員会多国籍企業行動指針改訂検討タスクフォース座長、
BIAC責任ある企業行動委員会副委員長/日鉄ソリューションズ顧問)
チョークポイントはどこにあるか
―「量」と「頻度」の視点から
猪俣 哲史(日本貿易振興機構(ジェトロ)アジア経済研究所
開発研究センター上席主任調査研究員)
民間企業と友好国主義が作るOECDのデジタル政策
―AIとデータをめぐるデジタル政策の総本山
横澤 誠(BIACデジタル経済政策委員会共同委員長、
日本情報経済社会推進協会主席研究員)
複雑さを増す世界におけるOECDへの期待
―わが国のOECD加盟60周年にあたって
https://www.keidanren.or.jp/policy/2024/022.html
稲垣 精二(経団連審議員会副議長、OECD諮問委員長/第一生命ホールディングス会長)
BIAC職員の1日
角田 みなみ(第一生命保険(BIACに出向))
【提言】
日本産業の再飛躍へ
https://www.keidanren.or.jp/policy/2024/031.html
橋本 英二(経団連副会長、産業競争力強化委員長/日本製鉄会長)
澤田 純(経団連副会長、産業競争力強化委員長/日本電信電話会長)
岡藤 正広(経団連産業競争力強化委員長(当時)/伊藤忠商事会長)
【提言】
バイオトランスフォーメーション(BX)実現のための重要施策
https://www.keidanren.or.jp/policy/2024/034.html
小坂 達朗(経団連審議員会副議長、バイオエコノミー委員長/中外製薬特別顧問)
岩田 圭一(経団連バイオエコノミー委員長/住友化学社長)
【報告】
経団連訪アフリカミッションを派遣
―南アフリカ、アンゴラ、エチオピアを訪問し、日アフリカ経済交流のさらなる活性化をめぐり議論
大橋 徹二(経団連審議員会副議長、サブサハラ地域委員長(当時)/コマツ会長)
加留部 淳(経団連サブサハラ地域委員長(当時)/
豊田通商シニアエグゼクティブアドバイザー)
【報告】
高齢社員のさらなる活躍推進に向けて
https://www.keidanren.or.jp/policy/2024/033.html
淡輪 敏(経団連雇用政策委員長/三井化学会長)
内田 高史(経団連審議員会副議長、雇用政策委員長/東京ガス会長)
【報告】
日台産業協力の一層の促進、多角化に向けて議論を深める
―第51回東亜経済人会議を開催
https://www.keidanren.or.jp/policy/2024/019.html
飯島 彰己(経団連東亜経済人会議日本委員長/三井物産顧問)
【報告】
資本主義の未来をめぐり意見交換
―マルクス・ガブリエル教授との懇談会を開催
(経団連21世紀政策研究所)
あの時、あの言葉
先人のことばは人生の節々でよみがえる
片野坂 真哉(経団連政治特別委員長、外交委員長/ANAホールディングス会長)
Essay「時の調べ」
源流をたどる、流域を俯瞰する
村松 昭(鳥瞰絵図作家)