2015年6月22日
一般社団法人 日本経済団体連合会
一般社団法人 日本経済団体連合会
【訪米ミッション】
6月28日より100名を超えるミッション・メンバーが3グループに分かれて、ワシントンD.C.、ニューヨーク市ならびに全米10州を訪問する。このような規模で米国の各州をまわる経済使節団は経団連初の試みである。日米関係は政治・経済の両面で最も重要な二国間関係であり、経済界としてもこれを一層強化するために役割を果たしていく。
USTRなど連邦政府との意見交換では、とりわけTPPについて、わが国成長戦略の柱であることを踏まえ、早期の実現を訴えていく。また、日系企業が多く進出している州を中心に訪問し、ビジネス環境整備など、進出日系企業への引き続きの支援を要請する。
【日韓関係】
昨日、日本で開催された外相会談において、日韓首脳会談を早期に開催することや、世界遺産登録問題でも両国が協力することで一致した。日韓間の現在の厳しい関係を打開し、前進させていこうという両国政府の強い意思の表れであり、歓迎したい。また、本日双方で開催される国交正常化50周年の記念行事にそれぞれ両国首脳が出席する見通しであり、関係改善に向けた大きな進展である。
以上