2014年11月17日
一般社団法人 日本経済団体連合会
一般社団法人 日本経済団体連合会
【経済情勢】
本日、発表された7-9月期のGDPの速報値は年率換算でマイナス1.6%という予想以上に厳しい数字になった。4月の消費税率の引き上げに伴う住宅投資の減少や在庫の取り崩しが大きく影響した。ただし、景気の実勢は発表された数値ほど悪くなく、今後、個人消費や設備投資が持ち直していくことが期待され、景気も回復局面に向かうと思う。
【東海経済】
東海地方の景気は、基調としては緩やかに回復している。生産、設備投資も全国平均に比べて、強い動きとなっている。主力産業である自動車産業やクラスター形成に向けて取り組んでいる航空機産業により、わが国製造業の中核地域として更なる発展が期待される。とりわけ、航空機産業については、21世紀のリーディング産業として力強く発展していくことを期待している。
以上