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Action(活動) 週刊 経団連タイムス 2015年5月28日 No.3225 有村女性活躍担当相と懇談 -理工系分野の女性の参画や少子化対策中心に意見交換

左から赤澤副大臣、大宮副会長、有村女性活躍担当相、斎藤副会長、越智政務官

経団連の斎藤勝利副会長と大宮英明副会長は20日、有村治子女性活躍担当・内閣府特命担当大臣(少子化対策、男女共同参画)、同担当の赤澤亮正副大臣、越智隆雄政務官と懇談し、理工系分野の女性の参画拡大や少子化対策を中心に意見を交換した。

冒頭で有村大臣は、「科学技術立国を支えるために、理工系分野で活躍する女性の厚い層をつくり、日本の経済発展につなげたい。そのために、女性の活躍が注目されるいまこそ、政府と経済界が手を組み、積極的に人材育成に取り組むべきだ」と発言。小中高生やその保護者、教師等に対し理科の面白さや理工系の仕事の魅力を伝える取り組みや、理工系分野で活躍する女性のネットワーキングなどで、政府と経団連が協力していくことで合意した。

また、男女の働き方改革が、少子化対策と女性の活躍推進の両面において根本的な課題であるという点でも意見が一致。生産性の向上により長時間労働を是正することで、男性の育児や家事参加の余裕が生まれるとともに、女性の就労継続や仕事と子育ての両立も図られ、企業競争力の強化にもつながるとの認識を共有したうえで、政府・企業の双方で働き方改革を進めていくこととした。

【政治・社会本部】

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