経団連は13日、2013年年末賞与・一時金(ボーナス)の大手企業業種別妥結状況(加重平均)の第1回集計を発表した。
調査対象(21業種・大手240社)のうち、14業種82社(34.2%)で妥結しており、このうち、平均額がわかっている13業種76社の平均妥結額は82万2121円となり、前年(77万7104円)と比較して、額で4万5017円増、率で5.79%と、額・率とも2年ぶりにプラスとなった。
妥結額の分布をみると、「75~80万円未満」(17.1%)が最も多く、「65~70万円未満」と「70~75万円未満」(各14.5%)を合わせた「65~80万円未満」で5割弱(46.1%)を占めている。
増減率の分布は、「0.0~2.0%未満」(22.4%)が最も多い一方、「10.0%以上」や「マイナス10.0%未満」で妥結している企業もそれぞれ約1割(各10.5%)あった。
今後は12月下旬に最終集計を取りまとめる予定。
【労働政策本部】