経団連(米倉弘昌会長)は12月25日、東京・大手町の経団連会館で、第1回審議員会(旧評議員会、渡文明審議員会議長)を開催した。審議員など約300名が出席した。会合では、渡審議員会議長、米倉会長のあいさつに続き、来賓として、翌日に首班指名・組閣を控えた安倍晋三自由民主党総裁があいさつ。続いて田中均日本総合研究所国際戦略研究所理事長が「今後のわが国の外交戦略」について講演を行った。
米倉会長は、「来年こそ、決断と実行により、世界から期待され、信頼される、活力あふれる新しい日本をつくり上げていくための第一歩を踏み出さねばならない」とあいさつした。
安倍自民党総裁は、「伝統的手法にとらわれない金融政策、有効需要をつくりだす財政政策、ターゲットを明確にした成長戦略の三本柱で、デフレ脱却、円高是正、経済成長を達成したい」と述べた。
【総務本部】