心にダイバーシティを
私は、経団連ダイバーシティ推進委員長や30% Club Japanのチェアとして、多くの経営者や人事担当役員の方々と人財の多様化や組織文化の改革に取り組んでいる。世界第3位(2022年実績)の経済大国日本が、ジェンダーギャップインデックスでは125位。経済・政治分野でのこの実情が「失われた30年」という厳しい現実を生んだ一因ではないか、と考えている。
私は、経団連ダイバーシティ推進委員長や30% Club Japanのチェアとして、多くの経営者や人事担当役員の方々と人財の多様化や組織文化の改革に取り組んでいる。世界第3位(2022年実績)の経済大国日本が、ジェンダーギャップインデックスでは125位。経済・政治分野でのこの実情が「失われた30年」という厳しい現実を生んだ一因ではないか、と考えている。
近年、地震、台風、局所的豪雨などの災害が頻発化・激甚化する傾向にあり、多くの地域で被害が出ている。また、南海トラフ地震、首都直下地震、中部圏・近畿圏直下地震や富士山噴火など、広域に及ぶ桁違いの大災害はいつ起きてもおかしくない状況にある。
こうした中、自然災害から国民の命や財産、暮らしを守るべく、国土強靱化を継続的・安定的に実現していくため、政府は2023年7月に新たな「国土強靱化基本計画」を策定した。これに先立ち、経団連は2023年4月、提言「大規模災害に負けない持続可能な社会の構築」を公表し、災害発生時の被害を最小限にとどめ、社会経済活動を維持するために優先的に取り組むべき課題を提示した。
気象情報・データの産業界での防災活用の推進
大林 正典(気象庁長官)
水没危険地域における人口増加動向と土砂災害警戒区域に位置する住宅戸数
─オープンデータ分析にみる都市のひずみ
川除 隆広(日建設計総合研究所執行役員)
わが国企業の事業継続能力の向上に向けた政府の取り組み
山口博史(内閣府政策統括官(防災担当)付参事官(防災計画担当))
お客さまに信頼されるレジリエントな企業体質を目指して
─NXグループのBCP
渡邉 健二(NIPPON EXPRESSホールディングス会長)
インフラ老朽化への対策
根本 祐二(東洋大学経済学研究科教授)
まちづくりには成功も終わりもない
─オガールプロジェクトから考える防災とまちづくり
岡崎 正信(オガール代表取締役)
インフラメンテナンスの現状と課題
─トンネル点検を事例に
芳賀 寛行(朝日航洋空間情報事業本部社会インフラ事業部担当部長)
【提言】
AI活用戦略Ⅱ
─わが国のAI-Powered化に向けて
https://www.keidanren.or.jp/policy/2023/067.html
東原 敏昭(経団連副会長、デジタルエコノミー推進委員長/日立製作所会長)
篠原 弘道(経団連デジタルエコノミー推進委員長/日本電信電話相談役)
井阪 隆一(経団連デジタルエコノミー推進委員長/セブン&アイ・ホールディングス社長)
【提言】
中長期視点での全世代型社会保障の議論を求める
https://www.keidanren.or.jp/policy/2023/068.html
小堀 秀毅(経団連副会長、社会保障委員長/旭化成会長)
根岸 秋男(経団連社会保障委員長/明治安田生命保険会長)
【報告】
SDGsミッションを米国に派遣
─SDGs推進のための課題や連携のあり方、サステナビリティーへの取り組みについて意見交換
出雲 充(経団連審議員会副議長/ユーグレナ社長)
郡司 典子(経団連企業行動・SDGs委員会企画部会長/キヤノン執行役員)
【報告】
日トルコ経済関係の拡大と深化に向けて
─イズミルで4年ぶりに日本トルコ合同経済委員会を開催
満岡 次郎(経団連審議員会副議長、日本トルコ経済委員長/IHI会長)
漆間 啓(経団連日本トルコ経済委員長/三菱電機社長)
【報告】
サステナブルな商品・サービス選択の推進
─共感・応援消費を通じた社会課題解決
https://www.keidanren.or.jp/policy/2023/066.html
稲垣 精二(経団連審議員会副議長、消費者政策委員長/第一生命ホールディングス会長)
吉田 淳一(経団連消費者政策委員長/三菱地所会長)
あの時、あの言葉
NOU AVEC ZOT
池田 潤一郎(経団連ロジスティクス委員長、日本・香港経済委員長/商船三井会長)
Essay「時の調べ」
辺境の思考
中生 勝美(桜美林大学リベラルアーツ学群教授)