首都圏一極集中の是正と地方創生
「地方創生」という言葉が様々な場面で取り上げられるようになって久しい。2014年に日本創成会議が全市区町村の約5割にあたる896もの「消滅可能性都市」があるとするセンセーショナルな提言を公表し、危機感を強めた政府は地方創生に向け様々な対策を講じてきた。
「地方創生」という言葉が様々な場面で取り上げられるようになって久しい。2014年に日本創成会議が全市区町村の約5割にあたる896もの「消滅可能性都市」があるとするセンセーショナルな提言を公表し、危機感を強めた政府は地方創生に向け様々な対策を講じてきた。
2025年大阪・関西万博は「いのち輝く未来社会のデザイン」をメインテーマに、「人間のいのち」「地球のいのち」をめぐる未来社会のありようを展望する場として構想されている。
いままさに、世界中の人々の「いのち」が、新型コロナウイルスや気候変動という脅威にさらされている。こうした危機を脱するには、最先端技術をはじめ世界中から知恵を出し合い、さまざまなソリューションを提示するなど、「共に創っていく」ことが重要となる。
そこで、本特集では、「共創」の観点から多角的に本万博の特徴や全体像を概観する。そのうえで、その実現に携わる政府・地方自治体・経済界の取り組みを紹介するとともに、関係者の熱い思いを伝える。
多様性がもたらすイノベーションと万博
浅川 智恵子(日本科学未来館館長/IBMフェロー/2025年日本国際博覧会協会副会長)
若者には博覧会の体験を通じてもっと世界に共感してほしい!
ウスビ・サコ(京都精華大学前学長/2025年日本国際博覧会協会副会長・理事)
度量あるホスト国に
佐野 真由子(京都大学大学院教育学研究科教授/2025年日本国際博覧会協会理事)
新たな時代の国家プロジェクトの成功に向けて
若宮 健嗣(国際博覧会担当大臣)
日本政府出展事業について
―いのちと、いのちの、あいだに
畠山 陽二郎(経済産業省商務・サービス審議官兼商務・サービスグループ長)
2025年大阪・関西万博の開催に向けて
吉村 洋文(大阪府知事)
2025年大阪・関西万博の成功に向けた関西広域連合の使命
仁坂 吉伸(関西広域連合長/和歌山県知事)
万博にかける期待
松本 正義(関西経済連合会会長/住友電気工業会長)
新しい国際博覧会がもたらす社会・経済インパクト
―ドバイ万博より
シハブ・アフメド・アルファヒーム(駐日アラブ首長国連邦特命全権大使)
創立100周年事業・東西将棋会館建設ご支援のお願い
佐藤 康光(日本将棋連盟会長/棋士)
【提言】
「経済安全保障法制に関する意見-有識者会議提言を踏まえて」を公表
―経済安全保障の適切な確保を目指して
https://www.keidanren.or.jp/policy/2022/015.html
片野坂 真哉(経団連副会長、外交委員長/ANAホールディングス社長)
大林 剛郎(経団連外交委員長/大林組会長)
【提言】
「新しい時代に対応した大学教育改革の推進」と
「採用と大学改革への期待に関するアンケート結果」を公表
https://www.keidanren.or.jp/policy/2022/003.html
https://www.keidanren.or.jp/policy/2022/004.html
渡邉 光一郎(経団連副会長、教育・大学改革推進委員長/第一生命ホールディングス会長)
小路 明善(経団連教育・大学改革推進委員長/アサヒグループホールディングス会長)
橋本 雅博(経団連教育・大学改革推進委員長/住友生命保険会長)
【提言】
「Innovating Migration Policies-2030年に向けた外国人政策のあり方」を公表
―外国人材の戦略的誘致と活躍・定着を促す環境を
https://www.keidanren.or.jp/policy/2022/016.html
瀬戸 まゆ子(経団連産業競争力強化委員会外国人政策部会長/リコーコーポレート上席執行役員CHRO)