財政民主主義の確立と納税に値する国家を目指して
―財政構造改革に向けた提言―

別紙

財政構造改革のアクション・プログラム


1997年度初



第1期:緊急財政健全化計画

目標
  • プライマリー・バランスの達成
  • 公的部門の支出規模対GDP比率の上昇の抑制
(1)財政構造改革の目標と中期計画の策定
  • 財政構造改革法の制定により
    1. 財政構造改革の数値目標設定 
    2. 中期財政計画の策定(進捗状況を毎年検証)
    3. 財政構造改革のアクションプログラムの策定
(2)情報開示と監視の徹底
  • 行財政情報に関する情報開示
    1. 公会計基準を発生会計主義に見直し
    2. 費用便益分析の結果の開示 
    3. 会計検査制度及び行政監察制度の拡充・強化
  • 国民への説明責任の徹底
  • 国民に対する政策の選択肢の提示
(3)行政改革の徹底と民営化
(4)歳出構造改革
  1. 社会保障
  2. その他の分野
  • 聖域無き見直し
    1. 信頼できる社会保障制度の再構築
    2. 硬直的な公共事業の見直し
    3. 行き過ぎた農業、中小企業対策の見直し、等
(5)歳入構造改革
  • 国際競争力の強化、経済活性化の視点で直間比率の見直し
(6)予算編成
  • 社会資本整備のグランドデザインの策定
  • 予算審議の充実決算手続きの迅速化と予算編成との結び付け
(7)財政投融資の改革
  • 財投機関の情報開示の徹底
  • 財投に関する中期計画を策定、規模の思い切った縮小を明記
  • 公的関与の基準提示
(8)地方財政改革
  • 国と地方のあり方を検討し、地方交付税と補助金を削減の方向で見直し

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