日本経団連(奥田碩会長)は22、23の両日、静岡・小山町の経団連ゲストハウスで「第3回東富士夏季フォーラム釈�蓿繙就�粮㏍芍��轣蛹≒鳫�笏蜿遐�竚癈鷭∂焜聨纃瘟赧漓�籬�㏍聽轣蛹就球傑姐傑唄金堰堰況傑恰怨碍宴薫況橋鰻⊂桿轣蛹Γ蔚飴頏阡繝�籟鹿畩璟馗后砲魍�鼎靴拭F吋侫�璽薀爐砲蓮�鍰沈找馗后⊃慌射琉貮承聴�餤陳垢呂犬瓠�璟馗后�承聴�馼皂陳后�愀鍵儖�垢蕋械橘召�臆叩�崙鐱椶蝋颪箸靴討匹Δ△襪戮④�廚鯏�譽董璽泙法�菷�糞掴世鯏験�∧儔修侶磴靴す餾歉霎�涼罎如�鐱椶寮��Τ宛髻Π汰簡歉磧Ψ竫 Ψ从僂�い�砲△襪戮④�砲弔い動娶�鮓魎垢靴拭�
開会あいさつで奥田会長は、日本という国が、国民や企業にとって胸を張って誇れる“かたち”になっているかを考えなければならないと指摘し、国のあり方を明確にするための道筋をつけることが必要だと訴えた。さらに奥田会長は、今回のフォーラムでの議論をきっかけに、国のあり方をめぐる議論が一層活発になるよう期待感を示した。
第1セッションでは、「国際情勢の変化と日本の針路」をテーマに、東京大学東洋文化研究所所長の田中明彦教授が講演。近年の国際情勢の変化を概観するとともに、そうした変化に対応して、安全保障戦略や外交戦略、憲法改正など、国の基本にかかわる問題をどう考えるべきかを整理した(概要別掲)。
第2セッション「日本の近代史からみる日本の針路」では、作家の半藤一利氏が、開国から現在に至るまでを振り返り、歴史的・文化的にみた日本の姿とあり方を述べた。戦後、世界有数の経済大国となったものの、現在の日本にはかつてのような基軸となるものが見当たらないと指摘し、国民全体で新たな基軸を作り上げていく必要があると説いた(概要別掲)。
第3セッションでは、「変化するアジアと日本の対応」と題して、京都大学東南アジア研究所の白石隆教授が講演した。欧州統合との対比の上で東アジアの経済統合の特質について概説するとともに、東アジア共同体構築の必要性に言及し、そのための戦略的なビジョンを作成する場を官邸内に設けてはどうかと提案した(概要次号掲載)。
第4セッション「日本企業の競争戦略」では、一橋大学大学院国際企業戦略研究科長の竹内弘高教授が講演。戦略的ポジショニングや、形式知と暗黙知といった概念に言及した上で、競争力をさらに強化するためには、相矛盾する“二律背反”の要求に応える弁証法的経営が必要であるとの考えを示した(概要次号掲載)。
最後に行った非公開セッションでは政治について議論を行い、第2次政策評価を9月または10月に、優先政策事項の改定を10月ごろに、公表する予定であるとし、2日間の日程を終了した。
閉会後の夕食会には、小泉純一郎首相が来賓として参加した。あいさつの中で小泉首相は、「自らの責任を自覚し、まっとうするのが私の使命」と述べるなど、構造改革の実現に向けて強い決意を表明した。