2015年1月6日
一般社団法人 日本経済団体連合会
一般社団法人 日本経済団体連合会
【経済情勢】
今年は、デフレからの脱却を確実に実現し、日本経済再生に向けて、しっかりとした道筋をつける年、そして成長の実感が国民全体に広く行きわたる年にしたい。
経済の好循環の二巡目をまわすべく、政、官、民のそれぞれが手立てを総動員して取り組んでいかなければならない。政府には、経済活動の活性化に資する環境整備が求められる。今般、法人実効税率の引下げや緊急経済対策の取りまとめなど、一歩踏み込んだ対応がなされた。今後、規制改革やエネルギー問題など残された課題についても、しっかり対応してもらいたい。
経済界としては、積極経営を通じて企業業績を拡大することで、設備投資、研究開発投資を増やし、雇用の拡大や賃金の引き上げにつなげていく。日本企業がデフレマインドから脱却し、積極経営に転じていくことが好循環実現に向けた鍵である。
以上