2014年2月19日
一般社団法人 日本経済団体連合会
一般社団法人 日本経済団体連合会
【九州経済】
九州経済はアベノミクス効果もあり、回復基調にある。九州は伝統的に自動車、IT、化学工業が発展しており、これら産業のさらなる成長に期待している。また、農業も盛んで、全国平均と比べ就農者が若く、農業生産額も多い。観光業についても、官民挙げた観光振興が成功している。九州経済の先行きは明るい。今後さらに物流、観光資源の掘り起こしを進めれば、九州経済の成長はさらに力強いものになるだろう。
【金融政策】
成長基盤強化のための資金供給規模を倍増する施策などを打ち出したことを評価している。米国では量的緩和政策の出口戦略が始まっており、その影響が世界経済に及ぶ可能性もある。そうした中、日銀が金融緩和を継続する姿勢を改めて示したことは、国内だけでなく、国際的にも安心感を与えるものである。
以上