2013年4月22日
一般社団法人 日本経済団体連合会
一般社団法人 日本経済団体連合会
【G20会合と株高】
先週末に行われたG20は、日本銀行の金融緩和を始めとする日本の政策対応について、「デフレを止め、内需を支えることを意図したものである」との共同声明を発表した。同時に声明は、「日本は、信頼に足る中期財政計画を策定すべきである」として財政健全化の取り組みを促す内容であった。新しい金融緩和が財政ファイナンスに繋がるのではないかとの懸念も一部にあったようだが、麻生副総理・財務相は否定し、財政健全化に向けて努力すると言明した。
日本の経済活性化やデフレからの早期脱却に向けた期待から市場が反応し、株高が進んでいるのだと思う。
【TPP交渉参加】
TPPの交渉参加11カ国すべてが日本の交渉参加に同意したことで、日本の交渉参加が確実になった。安倍総理のリーダーシップ、関係閣僚の尽力を高く評価したい。すでにTPP交渉はかなり進展している。日本政府は、国益を踏まえて残された交渉に臨んでほしい。
以上