2012年9月10日
一般社団法人 日本経済団体連合会
一般社団法人 日本経済団体連合会
【与野党党首選挙への期待】
通常国会では社会保障と税の一体改革関連法案が成立した。今後、社会保障制度改革国民会議の検討を早期に開始し、議論を進めていく必要がある。そのほかにも、TPP、エネルギー政策など重要な課題が山積している。これらの課題を解決できるような優れたリーダーが選出されることを期待している。
【中長期のエネルギー政策】
多様なエネルギー源を維持し発展させていくことが、経済成長のためにも必要である。「原発比率ゼロ」は現実的でなく、実現困難である。3つの選択肢について客観的、科学的な観点からメリット、デメリットを検証すべきである。同時に、日本再生戦略との整合性の確保や日米同盟関係の維持も重要である。
以上