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会長コメント/スピーチ  会長コメント 日米首脳会談を受けての榊原会長コメント

2017年11月6日
一般社団法人 日本経済団体連合会

トランプ大統領が大統領選挙に勝利してほぼ1年が経過した。この間、安倍総理はトランプ大統領と緊密な関係を築き、今回で6回目の会談となった。両首脳の個人的な信頼関係は今や日米関係の貴重な財産となっている。

北朝鮮に対しては、最大限の圧力をかける必要がある点で完全に一致し、日米が100%共にあることが改めて強調されるとともに、中国が果たす役割および日米韓3カ国の連携の重要性が確認された意義は大きい。

「自由で開かれたインド太平洋戦略」の下、法の支配に基づく自由で開かれた海洋・経済秩序の形成に向けて日米が共に努力することを確認できたことは大きな成果であり、歓迎する。今後、この協力の輪が広がり、地域の平和と繁栄に資することを期待する。

日米経済関係は、かつての摩擦の時代と異なり、協調の時代にある。今回の首脳会談で確認された揺ぎない同盟関係を基盤に、日米経済対話の枠組みの下で、公平・自由・互恵的な貿易関係の構築ならびにアジア太平洋地域における貿易投資の高い基準づくりに協働して取り組むことが不可欠である。経団連としても、今般の訪米ミッションの成果を踏まえ、日米経済関係の強化に向けて引き続き精力的に取り組んでいく考えである。

以上

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