2014年12月8日
一般社団法人 日本経済団体連合会
一般社団法人 日本経済団体連合会
突然の訃報に大変驚いています。
根本さんは1995年から1999年にかけて、日経連会長として指導力を発揮され、日本経済の発展に多大な貢献をされました。バブル経済崩壊後、日本経済はフランス市民革命、産業革命以来の変革の波にさらされているとの危機感を抱き、さまざまな改革に取り組まれました。また、新しい時代を見据え、春季労使交渉を、賃上げをめぐる労使対立の場から、幅広いテーマを議論する場に発展させるべく尽力されました。経団連と日経連が統合した後は、名誉会長として大所高所からご指導、ご鞭撻賜りました。
日本は今、デフレからの脱却と経済の好循環を確たるものとし、「日本再興」を実現する上で極めて重要な局面にあります。国の総力を結集し、未曾有の難題を克服しなければなりません。根本さんの御遺志を継ぎ、経団連としても、全力で使命を全うしてまいる所存です。
ご冥福を心よりお祈り申し上げます。
以上