2013年12月17日
一般社団法人 日本経済団体連合会
一般社団法人 日本経済団体連合会
安全保障がますます重要になるなか、国家安全保障戦略および防衛計画の大綱において、国際協調主義に基づく積極的平和主義の観点から、統合機動防衛力の構築が打ち出されたことを評価する。また、中期防衛力整備計画で、5年間の防衛予算の総額が増加し、約25兆円となったことを歓迎したい。
防衛力を支える防衛生産・技術基盤の維持・強化のため、将来ビジョンを示す戦略の策定が示されたことを評価する。
武器等の移転に関し、新たな安全保障環境に適合する明確な原則を定めるとされたことは前進であり、防衛装備品の活用等による平和貢献・国際協力や防衛装備品等の共同開発・生産等の推進が可能となる具体的な制度の設計を期待する。
以上