経団連は11月20日、ピッチイベント「Keidanren Innovation Crossing (KIX) 」の第21回会合をグーグルの協力のもと都内で開催した。スタートアップおよび大企業から約100人が参加した。
会合に先立ちネットワーキングランチを開催。ランチ後半にはスタートアップおよび大企業によるトークセッションを設けて、スタートアップが直面する課題について討議した(登壇企業=レフィクシア、ファイトリピッド・テクノロジーズ、BIPROGY、進行=グーグル・クラウド・ジャパン)。
続くスタートアップピッチでは、齊藤昇スタートアップ委員会企画部会長による開会あいさつの後、AIの開発・サービス提供を行う7社が登壇し、自社の強みや連携を呼びかけた。概要は次のとおり。
- (1)矢野貴文 RUTILEA CEO=AIをノーコード化したソフトをリリース
- (2)木村大介 アジラ 代表取締役=AI警備システムの開発と販売
- (3)山崎はずむ Poetics 代表取締役=商談解析AIを提供
- (4)大田和響子 ラトナ CEO=ワークプロセスの自動化や生産性向上
- (5)小田志門 カラクリ CEO=大規模言語モデルのカスタマーサポート実装支援
- (6)杉山大幹 バベル 社長=商談解析クラウドサービスを提供
- (7)園田亜斗夢 Lightblue 社長=IPカメラ画像解析による現場の業務効率化
ピッチ終了後のネットワーキングでは、登壇者と大企業関係者が活発に交流した。
なお、次回のKIXは2024年1月17日に、リアル形式としては東京以外で初となる大阪で開催する予定である。
【産業技術本部】