経団連は4日、2016年の年末賞与・一時金(ボーナス)の大手企業業種別妥結状況(加重平均、第1回集計)を発表した。
調査対象(20業種・大手245社)のうち、集計可能な11業種71社の総平均は92万7892円だった。今回集計した企業における前年の妥結額(92万185円)と比べ、額で7707円増、率で0.84%のアップとなり、第1回集計としては4年連続のプラスとなった。
妥結額の分布は、「80万~85万円未満」(21.6%)と「70万~75万円未満」(15.7%)が多いほか、「90万円以上」で妥結した企業も1割強(13.7%)に上っている。
増減率(前年比)の分布は、「0.0~2.0%未満」(23.5%)が最も多く、「2.0~4.0%未満」(19.6%)が続いている。前年実績以上の企業(「0.0~2.0%未満」~「10.0%以上」の合計)は全体の6割超(62.7%)を占めている。
今後は、12月下旬に最終集計を取りまとめる予定。
【労働政策本部】