経団連の米倉弘昌会長は11日、東京・大手町の経団連会館で記者会見を行った。
米倉会長は、現在の経済情勢について、景気が回復し、設備投資も上向いていると指摘。デフレからの脱却と持続的な経済成長の兆しが見えつつあると述べた。さらに、今までのところ景気回復の実感が乏しい企業もあるだろうが、今後、多くの企業で景気の回復がより実感できるようになり、企業決算にも明るさが反映されるのではないかとの期待を示した。そのうえで、経団連としては、経済の好循環を実現するため、業績の改善を賃上げにつなげていくよう会員企業に伝えていきたいと述べた。
【社会広報本部】