経団連は7日、2013年夏季賞与・一時金の大手企業業種別妥結結果(加重平均)の最終集計を発表した。
調査対象(21業種・大手240社)のうち、平均額等がわかっている17業種132社の総平均は80万9502円で、前年の最終集計(18業種160社、77万1040円)と比べて、額で3万8462円増、率で4.99%のアップと、2年ぶりにプラスとなった。
製造業平均(115社、80万8829円)、非製造業平均(17社、81万2609円)のいずれも前年夏季と比べてプラスであったが、業種ごとに見ると、プラスが10業種、マイナスが7業種となっており、各業種や企業の業績を反映した結果となっている。
妥結額の分布をみると、「60~65万円未満」(15社、13.9%)が最も多く、その前後(55~70万円未満)で4割弱(38.0%)を占めながらも、「80~85万円未満」(10社、9.3%)、「85~90万円未満」(6社、5.6%)、「90万円以上」(13社、12.0%)の合計(80万円以上)も、3割弱(26.9%)を占めている。
増減率(前年夏季比)の分布は、「0.0~2.0%未満」(20社、18.5%)、「マイナス2.0~0.0%未満」(19社、17.6%)の順に多く、前年夏季と同額程度となる「0.0%」前後に集まっている。
【労働政策本部】