経団連の木村康中東・北アフリカ地域委員長は19日、東京・大手町の経団連会館で、来日中のカタートニー・エジプト自由公正党党首と会見し、最近のエジプトの政治経済情勢を聞くとともに、今後の両国関係について意見交換した。
カタートニー党首は、エジプトの最新情勢を紹介しながら、同国の経済再建が進んでいることを説明。これを加速するためにさまざまな分野への日本の投資を期待していると述べた。また、これに関連して、エジプトの投資機会(エネルギー、社会インフラ、組立産業、重工業、食品産業等)を探るための使節団の派遣を求めた。
これに対して木村委員長から、わが国企業の一層の事業展開のために、国内の安定化が重要であり、その進展に期待する旨を表明した。
【国際協力本部】