経団連は1997年以来、企業に対し責任と秩序ある採用活動を求めるため、「採用選考に関する企業の倫理憲章」(倫理憲章)を公表している。
また、倫理憲章の周知徹底と実効性を高めるため、2004年から倫理憲章の趣旨実現をめざす「共同宣言」への参加を会員企業各社に呼びかけている。
このたび、2014年度入社対象について呼びかけを行ったところ、817の企業(11月29日現在)から賛同が寄せられた(URL=http://www.keidanren.or.jp/policy/2012/085.html)。
共同宣言は、就職活動の早期化・長期化に一定の歯止めをかける効果があるものとして、大学関係者を含め各方面から注目されている。
経団連では、今後も多くの企業の理解と協力のもとに、産業界を挙げて公平・公正で節度ある就職・採用活動の実現に向けて、率先して取り組んでいく。
【労働政策本部】