経団連、日本商工会議所、経済同友会、日本貿易会、日本マレーシア経済協議会の5団体は2日、都内のホテルでアブドゥル・ハリム・ムアザム・シャー第14代マレーシア国王の歓迎昼食会を開催した。経団連からは米倉弘昌会長、大塚陸毅副会長らが出席した。
冒頭、主催者を代表して歓迎あいさつを行った日本商工会議所の岡村正会頭は、「マレーシアにとって日本は第2位の貿易相手国であり、日本のマレーシアへの投資は前年比で2.5倍と拡大している。2006年に発効した経済連携協定により、両国間の貿易投資は拡大の傾向にあり、今後、一層の経済関係の拡大を切に願っている」と述べるとともに、人材育成など多様な分野での両国の緊密な関係が、アジア地域全体の発展をけん引していくことへの期待を示した。
国王、サレフディン王弟殿下、カレド高等教育大臣はじめ、マレーシア側来賓は、米倉会長、岡村会頭、長谷川閑史経済同友会代表幹事、佐々木幹夫日本マレーシア経済協議会会長、朝田照男日本貿易会副会長ら日本の経済界の出席者約80名と、一層の飛躍が期待される両国関係などについて親しく懇談した。
【総務本部】