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Action(活動) 週刊 経団連タイムス 2012年7月19日 No.3094 2012年春季労使交渉・中小企業業種別妥結結果(最終集計) -460社平均3880円/賃上げ率1.55%

経団連は13日、2012年春季労使交渉の中小企業業種別妥結結果(加重平均)の最終集計を発表した。

調査対象(17業種、原則として従業員数500人未満の中小企業741社)のうち、465社(62.8%)で妥結しているが、このうち平均額がわかっている460社の総平均は3880円、賃上げ率1.55%となり、昨年の最終集計(17業種465社)と比べて、額・率ともマイナス(382円、0.09ポイントのマイナス)となった。

業種別でも、製造業317社の平均が4195円、賃上げ率1.64%(昨年の最終集計326社、4581円、1.73%)、非製造業143社の平均が3097円、賃上げ率1.32%(同139社、3259円、1.35%)となっており、額・率とも昨年を下回った。

規模別では、「100人未満」(145社)は3437円(賃上げ率1.44%)、「100~300人未満」(223社)は3888円(同1.57%)、「300人以上」(92社)は3968円(同1.55%)となった。規模が大きいほど賃上げ額が高い傾向に変わりはないが、昨年と比べて今年は「300人以上」の賃上げ額が大きく減少している(昨年の最終集計比マイナス604円)。

【労働政策本部】

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