経団連は12日、2012年春季労使交渉の大手企業業種別妥結結果(加重平均)の最終集計を発表した。
調査対象(21業種大手245社)のうち、21業種175社(71.4%)で回答(了承・妥結含む)が示されており、このうち平均額がわかっている15業種112社の総平均は5752円、賃上げ率1.81%で、昨年の最終集計結果(5842円、1.85%)と額・率ともにほぼ同水準となった。
業種別では、製造業104社の平均は5713円、賃上げ率1.81%(昨年の最終集計5789円、1.85%)、非製造業8社の平均は5989円、賃上げ率1.82%(同6176円、1.87%)となっている。
回答額の分布は、「6000~6500円未満」(21.6%)、「5000~5500円未満」と「5500~6000円未満」(各13.5%)を合わせた「5000~6500円未満」で約5割(48.6%)を占めている。
【労働政策本部】