資本金 | 1億円 |
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設立 | 2021年2月 |
従業員数 | 106人(2025年1月現在) |
本社所在地 | 〒103-0005 東京都中央区日本橋久松町12-8 プライム日本橋久松町ビル8階 |
事業内容 | 建設業向け工事受発注プラットフォームの運営、建設業向けデジタル化支援事業 |
URL | https://corp.craft-bank.com/ |
当社は2021年に内装工事会社から独立し、建設DXのスタートアップとして設立された。全国3万1000社の建設工事会社が登録する工事マッチングプラットフォームと全国33都道府県で開催するリアルイベント「職人酒場®」を通じ、元請け会社と協力会社の出会いの場を提供している。また、中小工事会社向けに経営管理SaaS「クラフトバンクオフィス」を開発・販売している。
建設業は国や地域のインフラを維持する骨格産業であるにもかかわらず、業界を下支えする中小工事会社では業務のデジタル化が進まず、紙の日報による労務管理やホワイトボードを活用した職人の現場差配が行われている。2024年から建設業の時間外労働の上限規制が厳格化されたが、2024年の当社調査では7割以上の工事会社が未対策との回答だった。建設経済研究所の調査で2035年には職人が28万人不足すると推計される中、業務の効率化による生産性の向上は急務だ。
当社が提供する「クラフトバンクオフィス」は、工事会社における案件管理、職人差配、日報・見積書・請求書作成などの事務作業をスマホ完結で一元管理できるサービスだ。これにより、職人が紙の日報を書くために職場に戻る時間を削減でき、給与計算や原価管理のデータが自動でリポート化されることで事務にかかる時間が大幅に削減できる。捻出した時間は工事、営業、採用などの前向きな仕事に使うことができる。工事会社の方々が本業に集中できる環境を作り、労働環境をより魅力的なものにするための伴走者として、今後も尽力していきたい。