2021年4月号 No.244
経団連SDGs本部
社会福祉法人 中央共同募金会
東日本大震災から10年が経ちます。
被災地では、いまだに多くの方々がさまざまな不安や困難に直面している一方で、復興に向けて、住民同士がつながり、互いに支えあうコミュニティづくりが進められている地域があります。
中央共同募金会が実施する「災害ボランティア・NPO活動サポート募金(ボラサポ)」は、東日本大震災以降、災害発生後に立ち上がった地域住民や学生などによるボランティアグループを含む、幅広いNPOが行う被災者支援活動を応援するしくみとして、これまでに約1.5万件、56億円を超える助成を行ってきました。
毎年のように大規模な災害が発生するなかで、中央共同募金会は、引き続きボラサポによる助成を通じて、災害発生直後の緊急救援から中長期的な復旧支援、被災地の復興支援まで、それぞれの段階に応じた息の長い被災地支援を展開することにより、被災地の復興に向けて、さまざまな人たちのつながりが育まれ、地域コミュニティが再興していくことを願っています。
発災直後に立ち上がったボラサポの、10年間の軌跡を、支援団体のインタビューを交えてコンパクトな動画にまとめました。
ぜひ下記よりご覧ください。
◆「支える人を支えるしくみ~ボラサポ10年の軌跡~」
https://www.akaihane.or.jp/saigai-news/vorasapo/17734/
ボラサポ詳細 | https://www.akaihane.or.jp/saigai/ |
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問合先 | 社会福祉法人中央共同募金会 基金事業部 TEL: 03-3581-3846 FAX: 03-3581-5755 E-Mail: [email protected] |
3.11から10年…東北各地の語り部の方々が、救えたはずの命や備えの大切さを伝えてきました。10年、50年先の未来に向け、災害で大切な命が失われない社会を実現するために、伝承活動の重要性が高まっています。
ちょうど3月11日に発行された、経団連の機関紙「経団連タイムス」に、2018年2月の1%クラブ会員交流会でお話しいただいた、大川伝承の会の佐藤敏郎先生からご寄稿いただきました。
当時の中学生が川柳に込めた思い、これまでの歩み、佐藤先生のまなざしを感じられるご寄稿となっていますので、ぜひ多くの方にご一読いただきたく、ご案内いたします。
「10年前、港町の学校で」
http://www.keidanren.or.jp/journal/times/2021/0311_08.html