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第1回経団連環境自主行動計画フォローアップ結果

個別業界のフォローアップ

日本製薬団体連合会・日本製薬工業協会



目標:
エネルギー原単位を2000年には1990年の94%へ。

エネルギー原単位指数

参考データ

エネルギー消費量 CO2排出量

エネルギー原単位指数は1990年度を1とすると、1997年度の実績値は0.90であり、2000年度の目標値は0.94である。1997年度段階では行動計画の数値目標が達成されているが、製薬業界の売上は薬価切り下げなどで横ばいあるいは微増で推移すると考えられるので、2000年において目標を達成するには、さらなるエネルギー削減の努力が必要となる。目標達成のための主な取り組みとして、次のものが挙げられている。

CO2以外の温室効果ガスの削減については、HFCを使用する医療用エアゾールの需要およびその代替となる噴射剤や製剤の開発状況を勘案して抑制計画を策定している。

また、エネルギー消費量の実績値は1990年度で69万kl、1997年度で85万klであり、見通しは2010年度で95万klである。CO2排出量の実績値は1990年度で39万t-C、1997年度で46万t-Cである。2010年度のCO2排出量の見通しは52万t-Cであり、1990年度比35%増である。自主行動計画を実施しない場合は、2010年度で60万t-Cとなり、1990年度比56%増である。


注.
本業界の主たる製品は医薬品である。今回のフォローアップに参加した業界企業の割合は2.7%(45社/1691社)であり、売上高ベースでは61.9%である。

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