都市ガスの製造・供給段階におけるCO2排出量の実績値は1990年度で30万t-C、1997年度で26万t-Cであり、1997年度は1990年度比14%減を実現した。2010年度の目標値は20万t-Cであり、この目標に対して平均的にCO2排出量を抑制していくとすれば、1997年度は27万t-Cであることから、CO2排出量は順調に抑制されている。目標達成のための主な取り組みとして、次のものが挙げられている。
- 石炭・ナフサ等からLNG等の高カロリーガスへの原料転換
- 製造・供給段階における省エネルギーによる電力・燃料使用量の削減
自主行動計画を実施しない場合のCO2排出量は2010年で60万t-Cであり、1990年度比100%増と見込まれる。