提言「PFIの推進に向けて」
−市場原理を活用した社会資本整備と構造改革の実現−


参考資料

PFIに関するアンケート調査結果の概要


  1. 回答状況
  2. (調査時期:1998年7月)
    アンケート調査送付企業数
    (経団連国土・住宅政策委員会委員企業)
    138社
    うち有効回答数70社(回答率51%)

  3. わが国におけるPFI事業の導入に対する見方
    1. わが国において今後、PFI事業の導入を進めていくべきと考えるか。
      進めていくべき66社94.3%
      進める必要はない3社4.3%
      わからない1社1.4%

    2. 上記で「進めていくべき」と回答した理由は何か(複数回答可。最大3つまで)
      財政支出の削減が可能になり、小さな政府の実現に繋がる。53社
      ビジネス領域の拡張により、経済の活性化につながる。52社
      国民がより良質の公的サービスを受けることができる。30社
      財政事情に関わりなく、社会資本の整備が着実に行える。26社
      民間資金の投資先が多様化する。17社
      その他3社

  4. PFI事業への対応
    1. 貴社では、国内におけるPFI事業に対してどのような対応をしているか(複数回答可)
      関連する部署で、具体的な事業について検討を行っている。10社
      専門部署・窓口を設置して、具体的な事業について検討を行っている。6社
      社内で研究会、勉強会等を実施している。19社
      他社との研究会、勉強会等を実施している。14社
      業界団体等の研究会、勉強会等に参加している。28社
      その他6社
      今は何もしていないが、今後何らかの取組みを始めるつもりである。16社
      関心がない。5社

    2. PFI事業に関して何らかの対応を行っているのはなぜか(複数回答可)
      新規事業分野の開拓につながる。37社
      現在行っている事業分野の市場拡大が見込める。36社
      自社の資金、技術、経営ノウハウ等を活用できる。31社
      政府もしくは地方自治体等から、相談を受けた。16社
      他社に遅れを取らないようにする。14社
      その他11社

  5. 現在、検討中のPFI事業と、将来、可能性のあるPFI事業
  6. 現在、検討している具体的なPFI事業は何か。また、将来、貴社が手がける可能性が見込まれるPFI事業は何か。
    (社数)
    事業分野 現在、検討している
    PFI事業
    将来、自社で手がける
    可能性が見込まれる
    PFI事業
    庁舎・宿舎等12
    廃棄物処理・発電18
    病院・福祉施設10
    市街地開発事業等11
    空港関連施設
    公園・スポーツ施設等
    上・下水道等
    道路・橋
    港湾関連施設
    公営住宅
    鉄道
    河川関連施設
    情報通信関連事業
    その他
    ※将来的に、自社で手がける可能性が見込まれるPFI事業があると
    回答した企業:48社(回答企業の69%)

  7. PFIの推進に必要な環境整備
  8. PFI事業に対して、より多くの民間企業が積極的に参加していくにはどのような環境整備が必要か(複数回答可。最大3つまで)
    収益性を確保するための条件整備の推進55社
    公的関与を極力なくし、民間の経営の自由度を上げるような枠組みの徹底52社
    VFM(Value for Money)の考え方の徹底と手法の確立26社
    公共側から、より多くのPFI事業の提示23社
    モデル事業の実施11社
    その他5社

以 上

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