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石油
[石油連盟]
温暖化対策
- 目標
2010年度の1990年度比、省エネルギー目標は以下の通り。
- 製油所は補正エネルギー原単位を10%削減。
- 陸上輸送、海上輸送ともに、燃料使用量を9%削減。
- コージェネレーションの普及により石油消費量を100万kl/年削減。
- さらに年率1%削減の可能性を検討する。
対策
- 低温廃熱からの熱回収。
- 低圧スチームの有効利用。
- 高性能触媒の開発。
- 微生物による脱硫技術の開発。
- ローリーの大型化、配送の合理化により1車あたり積載量を増加。
- 船型の大型化と積付率のアップ。
- 元売り各社相互間による流通効率化により総輸送量の削減、総輸送距離の短縮。
- 住宅業界と連携して、石油セントラル給湯暖房システム等の積極的導入を促進、他。
廃棄物対策
- 目標
- 2010年度には、製油所の廃棄物最終処分量を1990年度比40%削減。(削減量年間4万トン)
対策
- 製油所では、中間処理による減量化、自所内での再利用化等の更なる促進と共に、建設廃材の分別の徹底、汚泥の乾燥化等による更なる減量化について、技術検討を行う。
- 給油所では、潤滑油廃油の適正処理及び回収を推進し、需要家への指導、助言及び情報の提供を進める。
- リサイクルを考慮した容器類の選定、容器類の大型化推進、他。
環境マネジメント
- 従来から社内環境管理体制の整備や環境負荷の少ない製品の販売を世界に先駆け実施している。
- 今後、ISO14001他を各社毎に積極的に導入することで、環境マネジメントシステムの再構築・整備を行い、環境保全の自主管理体制を強化していく。
海外事業活動における環境保全
- 1981年から96年までの間に、海外から7000名の研修生を受け入れ、2000名の専門家を現地に派遣した。
- 発展途上国での環境調和型の石油精製技術の開発を共同で実施している。
- 今後も世界有数の技術水準にあるわが国石油業界の省エネルギー技術等の海外移転に積極的に取り組む。
備考
- 石油連盟は自主行動計画の進捗状況を把握するとともに、石油業界を取り巻く環境の変化に応じて計画を改訂していく。
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