鉱業

• 非鉄金属(銅、亜鉛、鉛、ニッケル)について、2010年には、エネルギー原単位を1990年比、12％減少。
• フェロニッケルについて、同様に原単位の5％削減を目指す。

対策

• 操業管理の強化等による省エネ推進。
• 産業排熱の有効利用、廃棄物発電、コジェネレーション、複合発電等による化石燃料の利用効率の改善。
• 新エネルギーの利用推進。
• 輸送効率の改善等。

• 非鉄製錬所から出るスラグ、湿式製錬残さのリサイクル比率を、2010年度には99％に。(95年度88％)
• 非鉄製錬所からのスラグ等の最終処分量を、2010年度には1995年度比、83％削減。
• 休廃止鉱山廃水処理澱物を1986年度比、2010年度には90％減容化。

対策

• 工程改善によるスラグ品質の向上、発生量の減少、他。
• 工程改善、セメント用鉄源としての用途開発等。
• 澱物繰り返し法の採用鉱山増加、及び処理原水の減水対策等。

• 最新の知見と、適切な技術への対応姿勢の明示等、進出先国の実情に応じた環境保全対策に留意する。
• 進出先における環境管理体制を整備し、技術・ノウハウを提供する等、経団連憲章の趣旨に沿った配慮に努める。

• 本行動計画にはフェロニッケル業界を含む。
• 循環型経済社会の構築にあたっては、他業種産業との連携強化を図る。