社会保障制度改革の基本的考え方
社会保障制度改革の基本は、次の4点である。
- 財政構造の改革
(社会保障関係費は一般歳出の3割を占める、官の責任をシビルミニマムに限定等)
- 民間活力の最大限の活用
(社会保障分野の経済的規制の原則自由化、民間による介護サービス供給、民間保険の活用等)
- 国民負担率の抑制
(少なくとも50%以下に抑制、企業の公的負担の軽減等)
- 財源方式の再検討と適切・公平な負担
(社会保険方式・税方式の選択、全世代の公平な負担、制度間の給付調整等)
経団連としても、早急に総合的な社会保障制度改革の基本的方向ならびに個別制度改革の方向を提案したい。