≪調査結果のポイント≫
〇 1人当たりの福利厚生費は月平均102,372円で過去最高
〇 福利厚生代行など、新たな福利厚生メニューが拡大
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- 企業が負担した福利厚生費は、従業員1人1ヵ月平均102,372円(前年度100,811円)で、6年連続して過去最高を更新。そのうち、社会保険料等の企業拠出分である「法定福利費」は74,106円(同72,853円)、企業が任意に行う福祉施策に要する費用である「法定外福利費」は28,266円(同27,958円)となった。【第1表】【第4表】
- 月例給与と賞与・一時金を含めた現金給与総額(578,054円)に対する比率は、福利厚生費全体が17.7%(前年度比0.1ポイント減)で、このうち、法定福利費は12.8%(同0.1ポイント減)、法定外福利費は4.9%(同率)。【第1表】【第4表】
- 法定福利費は、健康保険や介護保険、厚生年金保険などが、現金給与総額の伸びに対応して増加している。【第2表】
- 法定外福利費は、「ライフサポート」「福利厚生代行費用」などが増加しており、合計額は2年振りにプラスとなった。【第3表】
- 退職金(退職一時金と退職年金の合計額)は、従業員1人1ヵ月平均80,499円で前年度と比べてマイナス12.5%、現金給与総額に対する退職金の比率は13.9%(前年度16.3%)で、4年振りに減少に転じた。【第1表】【第4表】
- カフェテリアプラン消化ポイント総額は3,894円(前年度3,485円)で、導入企業は前年度より6社増えて52社となっている。【第2表】
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