今次年金制度改革についての意見

はじめに

I．年金制度改革の基本的な視点について

1. 三位一体の年金改革の実現
2. 現役世代の負担の抑制
3. 世代間不公平の是正
4. 国民年金空洞化の解消

II．三位一体の年金改革の在り方

1. 保険料率の増加抑制
   (1) 保険料水準の増加抑制
   (2) 年金積立金の活用
   
2. 給付の抑制
   (1) まず取り組むべき抑制策
   (2) 経済社会の変動に応じたスライド制の導入
   
3. 基礎年金の間接税方式化
   (1) 基礎年金の国庫負担割合の引き上げ
   (2) 被用者年金制度の財源分離
   (3) 国民年金保険料の徴収強化策
   

III．その他の制度改革について

1. 適用問題
   (1) 短時間労働者への厚生年金の適用
   (2) 派遣労働者への対応
   
2. 女性と年金
   (1) 第３号被保険者制度
   (2) 遺族年金
   
3. 在職老齢年金・支給開始年齢
   (1) 在職老齢年金
   (2) 支給開始年齢の引き上げ
   
4. 資金運用と組織のあり方
   (1) 資金運用のあり方
   (2) 資金運用の組織
   
5. 公的年金制度の一元化
6. 次世代育成支援策
7. 個人に対する情報提供のあり方・ポイント制

IV．私的年金について

1. 私的年金の役割拡大
2. 私的年金にかかる税制
3. 企業年金制度の見直し
   (1) 免除保険料等の凍結問題
   (2) 厚生年金基金の解散
   (3) ポータビリティーの拡充
   (4) 柔軟な制度設計
   (5) 支払保証制度