[ 日本経団連 ] [ 意見書 ]

「住みやすさ」で世界に誇れる国づくり

−住宅政策への提言−

2003年6月17日
(社)日本経済団体連合会

【概要】

(PDF形式)

【本文】

はじめに

I.わが国における住宅をとりまく環境の変化
  1. 成熟社会の到来
  2. 本格的な少子・高齢社会の到来
  3. 環境制約の高まり
  4. 安全・安心・快適・元気へのニーズの高まり
  5. 行財政改革への対応

II. 国家戦略としての住宅政策の推進
  1. 良質な住宅及び住環境が有する社会・経済的意義
  2. 「住みやすさ」で世界に誇れる国づくりに向けた住宅政策の転換

III.豊かな住生活の実現に向けての政策目標
  1. 活力とゆとりが生まれる住宅の形成
    (1)「狭い住宅」から「ゆとりある住宅」へ
    (2)「不安が潜む住宅」から「安全でやさしい住宅」へ
    (3)「寿命の短い住宅」から「多世代にわたって大事に住まう住宅」へ

  2. ライフステージに応じた循環型の住宅市場の構築
    (1)「住まいにあわせた暮らし」から「暮らしにあわせた住まい」へ
    (2)「住み続ける住宅」から「住み替え・住み継ぐ住宅」へ

  3. 安全・安心・快適・元気溢れる美しい街づくり
    (1)「危険と隣り合わせの街」から「安全な街」へ
    (2)「寝に帰るだけの街」から「ふれあいと元気溢れる街」へ
    (3)「雑然とした街」から「美しい街」へ

IV.具体的な政策提言
  1. 活力とゆとりが生まれる住宅の建設・建替えの促進
    (1) 住宅税制の充実
    (2) 住宅金融市場の整備
    (3) 新耐震基準以前に建築された住宅の建替え・リフォーム等の促進
    (4) 省エネ・IT・セキュリティ対策など革新的技術の導入促進
    (5) 住宅性能表示制度の普及・充実
    (6) 質の良い住宅を適切な価格で取得しやすくするための施策

  2. ライフステージに応じた循環型の住宅市場の構築
    (1) 既存(中古)住宅市場・リフォーム市場の活性化
    (2) 優良な賃貸住宅市場の整備
    (3) 高齢者向け住宅の整備

  3. 安全・安心・快適・元気溢れる美しい街づくり
    (1) 密集住宅市街地の改編
    (2) 老朽化マンションの建替え促進
    (3) 街づくり・街並み形成に資するインフラ整備等の推進
    (4) 地域コミュニティの形成に配慮した街づくり
以上

日本語のトップページへ